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フルモールド鋳造法の基本

フルモールド鋳造法について

フルモールド鋳造法とは、「発泡スチロール型(※)」を使って鋳物を作る技術のこと。木型などよりも少ない手間・低いコストで、高精度な鋳物をつくれます。ひとつの型でひとつの鋳物をつくる「1対1」の鋳造法なので、金型や像など、少量生産の鋳物でよく用いられます。
※発泡スチロール型:発泡スチロールで作った模型のこと。発泡型・フルモールドとも言う

車のフレームの金型

工作機械・加工機部品の金型

水道ポンプの金型

フルモールド鋳造法の仕組み

フルモールド鋳造法では、まず精密に作った発泡スチロール型を鋳造用の砂の中に埋め込みます。砂が固まったら、そこに溶湯を投入。すると発泡スチロールは燃焼気化し、溶湯と置換されていきます。型がすべて溶けたとき、砂の中には鋳物のかたちで溶湯が満ちているという仕組みです。

一般的な鋳造法では鋳型(モールド)に空洞をつくりますが、この方法では空洞はなく発泡スチロール型で満たされていることから、「フルモールド鋳造法」という名が付きました。

※フルモールド鋳造法は、「消失模型鋳造法」「ロストフォーム法」「フルモールド法」と呼ばれることもあります。消失模型鋳造法とロストフォーム法は厳密には違う技術ですが、混同されることが多いようです。

FMC切削加工 動画

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弊社は、発泡製作専門会社では関西圏内で唯一、門型高速切削機 (MC720-1S)を導入しており、他社には真似できない加工が実現可能です。データ作成から加工までの一貫生産体制を整え、データ作成から行える利点を生かし、精度の高い製品を短納期で納品します。各ユーザー様には弊社のもつノウハウを是非ご利用くださいますようよろしくお願い致します。

IT技術がフルモールド鋳造法にもたらした革新

少し前まで、フルモールド鋳造法には「同じ鋳物を複数つくりにくい」という欠点がありました。なぜなら、フルモールド鋳造法で使う発泡スチロール型は手作業でつくっていましたが、その型は1回で溶けてなくなってしまうからです。手間がかかるうえ、複雑な形状のものをそっくり同じ形にするのは至難の業。ですから、フルモールド鋳造法は基本的に1点モノやシンプルな形のものに用いられていました。

しかしIT技術が発展した現在、3D CAD/CAMによって設計図がデータ化され、いつでも呼び出せるようになりました。そしてその設計データをもとに工作機械を自動制御し、そっくり同じ形の発泡スチロール型をいくつも製作できるようになったのです。これにより、複雑な形のものをいくつもつくる場合にも、フルモールド鋳造法は有力な選択肢となりました。

次ページでは、フルモールド鋳造法のメリットとデメリットについて詳しくご紹介します。

フルモールド鋳造法のメリット・デメリット

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